芦ノ湖のバスフィッシング

芦ノ湖は日本で最初にブラックバスが入った湖。
日本のバスフィッシングの原点で、資源管理も行われています。


ワーム禁止の成果
2000年にワーム禁止となってから17年、芦ノ湖では様々な変化が生じました。

1つは、バスを狙う釣り人が激減した事。
2つめは、バスの魚体が著しく健康的になった事。

ここ4~5年の芦ノ湖バスの魚体を間近で見ていただければ判りますが、筋肉質でかつでっぷり、という印象。
単に体長の長いランカーバスでは無く、体高のあるランカーです。

プレッシャーも低いですが、とはいえワームのように簡単には釣れず、ベテランのお客様で4~5匹、という釣果が大半です。

ただし、その全てが40アップで50アップも混じる、という事も少なくありません。

人が少なく、ワームも無い。
これで15年が経過した結果です。

魚に与えるプラスの影響は計り知れず、魚の長寿命化、そして早い成長をもたらし、芦ノ湖はマッチョで太ったランカーが多数生息するバスレイクに変貌しました。

ノーザンしか居ない

上の写真は、プロショップマリン垣内様の60アップのバスです。
フロリダではありません。ノーザンラージマウスバス、大正時代、赤星鉄馬氏が最初に日本に持ち込んだバス達の末裔です。

成長の早いフロリダバスが大柄なアメリカ人としたら、ノーザンは小柄な日本人。ノーザンのロクマルは、フロリダバスの数倍の価値がある事はお判りいただけると思います。

環境さえ整えば、大きく育つ
人が少ないとは言え、ベテランの芦ノ湖ファン達に攻略されているため、魚も全くのウブとは言えずに、攻略に苦労される初見のお客様もいると思います。しかしバスがバス本来の行動をする、そういう日本、強いては関東でも恵まれた環境が芦ノ湖にはあると言えます。
40後半~50アップのストック数はかなりのものと言えるでしょう。

季節の釣り方
解禁当初、トラウト狙いのミノーイングではよく良型バスがヒットします。良いサイスの魚は冬に近い状態でもシャローに居るという事ですが、雪混じりの天気となりがちな箱根の春に、あえてバスを狙う釣り人は少ないのが現状です。

実際に芦ノ湖のバスフィッシングが始動するのは、例年春の連休後が境になるといえます。
連休頃はプリスポーン、連休後から初夏までがスポーンとアフターとなります。

ネストの釣りについて
ブラックバスブームが起きてから早20年が経過し、ネストを狙う釣りは(ガツガツした小僧のようで)恥ずかしい、そう思うバサー達が増えてきているのも事実のようで、芦ノ湖でもそういう意識を持つ方が増えました。これは日本のバスフィッシングが成熟した証といえるでしょう。
自然繁殖に頼るブラックバスの資源維持には、次世代に繋ぐ長い時間軸での保護を考える時期に来ているかと思います。

梅雨時は、シャローの釣りが楽しめ、またトップの釣りも非常に楽しくなります。
遠浅のシャローエリアを引き倒す釣りも楽しく、一方で4~5mのディープから水面まで喰い上がってくる、そういう釣りもクリアレイクの芦ノ湖では楽しめます。

梅雨明けすると日中のシャローの釣りは難しく、人工物やブッシュのシェイド狙いとするか、10~12mのワカサギ層にいるバスを狙うか、という方が多くなります。
ただ、水中の岩やウィードが作り出すシェイド、各岬の日陰を知っておくと、ディープまで落さずにミドルレンジのパターンも楽しめます。

秋はシャロー~ミドルレンジの釣りをしながら、少しずつディープにシフトしていく形となります。
具体的な攻略法やルアーについては、当店に通われて30年以上の大ベテラン、プロショップマリンの垣内様のお店が参考になります。

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魚探について
芦ノ湖は天然湖であり、水中の地形が複雑で、ダム湖のように岸側の形状で水深を想像するのは困難です。
この為、ご用意できるなら魚探をお持ち込みされた方が、よりよい釣りが可能となります。
ただし水質がクリアなゆえ、魚探が無くても偏光グラスで水中をのぞき込めば、かなりの情報を手に入れる事が出来ます。
帽子と偏光グラスは忘れずにご用意ください。