装備
芦ノ湖の釣りで、特にタックル以外で必要な装備をご紹介いたします。
快適な釣りをするには欠かせないアイテムばかりですので、ご準備の参考になれば幸いです。



防寒対策
春の芦ノ湖の釣りは寒さとの闘いとなります。
極論してしまえばロッドやリールなどは二の次で、まずは防寒対策が一番重要な装備となります。

防寒着
シマノ コールドウェザースーツ 芦ノ湖は標高が700m以上の高地にあるため、3月といえど、まだ真冬と言ってよい気候です。朝夕は氷点下、日中も10度以下の気温ですので、十分な防寒対策が必要です。スキーウェアと同等か、それ以上の防寒性能が求められます、
ウェアは、特に腰の部分が冷えますので、スボンは腰上まであるサロペットタイプのもの、ジャケットは丈のあるものが良いかと思います。また頭を保護するフードも必需品です。
釣り専用の防寒着があれば最良ですが、無い場合はとにかく暖かい服装を心がけてください。
コールドウェザースーツ
●シマノ 
http://fishing.shimano.co.jp/

防寒帽子
ポーラーテックキャップ 防寒と頭部の保護のために、これも必需といえます。頭部の冷えは判断力を低下させますし、頭痛の原因にもなります。また風が吹くと耳も冷えて痛くなりますので、耳まで覆えるものが良いでしょう(イヤーパッドやスキー用のヘアバンドでもOK)。
なお、それらを忘れてしまった場合はタオルを頭に被るという緊急避難的な方法があります。 他にも首に巻く、手を拭くなど、タオル類は非常に便利なので、タオルは数枚持参した方が良いでしょう。
●アングラーズリパブリック
http://www.palms.co.jp/accessories/

防寒グローブ
ゴアウィンドグローブ 手指の冷えは、微妙な釣りの感触を狂わせますので、これも必需品です。
普通は軍手などの指先をカットした物を使う人が多いですが、縫いの粗い布地では、ルアーのフックが刺さるトラブルも頻発します。余裕があれば、釣り専用の物の購入をお勧めいたします。
装着例
ゴアウィンドストッパーを使用したアングラーズリパブリックのグローブは、保温性能に優れ、かつ柔軟に伸びる素材を使用。薄手の割に暖かく動きやすいので、執筆者の愛用品です。フックも刺さりにくく、寒い時期には手放せない逸品です。
●アングラーズリパブリック
http://www.palms.co.jp/accessories/

ホットマニキュア
これはあると便利な物として紹介しておきます。
防寒グローブや、指先をカットした軍手では、爪先は剥き出しのままで防寒されません。ルアーや魚を触るために、指先は剥き出しが好ましいのですが、かといって冷たいのは感覚が鈍ります。
このマニキュアは唐辛子の成分が入っていて、塗ると爪先を暖かくしてくれます。思った以上の効果を発揮しますので、もし釣具屋さんで見つけたら、ご購入をお勧めいたします。プロショップマリン様で通販もしています。
また、足の爪先の冷えが気になる方は、そちらに塗っておくのも効果的です。
HotNail
●ワールドビューテック

フィッシングブーツ
フィッシングブーツ 釣りは水中の魚を相手にする遊びのため、晴れた日でも足元を濡らす事は多いものですし、これはボート上でも変わりません。ただし、春先はさらに防寒という観点から必需品です。
体の冷えは常に関節からもたらされるもので、足首付近の冷えは特にダメージを大きくします。左のブーツは実売1万円近くしていますが、安価なブーツでも構いません。量販店で\1.000〜の激安品もありますので、ご用意いただいたほうが良いと思います。
なおソックスはスキー用の厚手のハイソックスで。
フェルトブーツ
●シマノ 
http://fishing.shimano.co.jp/

使い捨てカイロ

寒冷地へ出かける時は必需品の使い捨てカイロ。今は粘着シートの付いた製品もあるので、冷える場所に貼り付けて置く事も可能です。
安価な物なので、幾つかまとめて持参されたほうが良いでしょう。




その他の装備
その他に、ご用意された方が良いものを紹介いたします。

偏光グラス

トラウトフィッシングは、表層の魚を視認しながら行う事が多いため、欠かせないアイテムです。また芦ノ湖は透明度が高く、波の無い日はかなり深い場所でも水中が視認できますから、偏光グラスは水中地形の把握にも役立ちます。
またグラスのもうひとつの利点は目の保護です。同船者がいる場合に、同船者のルアーが自分に当たる危険は常にありますが、グラスはそんな万が一の事故から目を保護してくれます。
(コンビニや量販店で販売されている格安グラスの中には、十分な偏光性能を持っていない物も多々ありますので、出来るなら専門店での購入をお勧めいたします)


ライン用スプレー
低温下ではラインも硬くなり、ライントラブルが多発しますが、これらのスプレーを吹きかけるとラインの放出抵抗が軽減されて、トラブルが非常に少なくなります。
また、早春の時期には別の意味でも効果があります。一度でも春の芦ノ湖を経験された方はご存知かと思いますが、ラインに付着した水滴をロッドのガイドが拾い、ガイドが凍り付いてしまう事が多々あります。しかしこのスプレーを吹き掛ける事により、ラインの撥水効果が高まり、ガイドが氷結する率が低くなります。ガイドにも吹き掛けておくと良いでしょう。
執筆者は12ポンドのラインでフローティングミノーを投げていますが、トラブルがとても少なくなって助かっています。
スピニングリールのトラブル率を軽減させたいのなら、必需と言えるでしょう。
●ボナンザ


保温ポット
保温ポット

朝の釣り開始でヒットが続いている間は気にならなくとも、やはり徐々に体は冷え込んでいきます。そんな時、暖かいお茶やコーヒーは内臓から体を温めてくれますし、集中力の回復にもつながります(自己加熱機能付きのお酒やドリンクでも良いでしょう)。


ランディングネット
ランディングネット トラウト類は、バスと比較しますとハンドランディング(手掴みや口を持って取り込む事)が難しい魚です。特に大物はボート際まで寄せても、かなり暴れますので、ネットでのランディングが望ましいといえます。釣具量販店では安くで販売されていますので、出来るだけご持参ください。
なお、芦ノ湖では60cm〜70cmのトラウトもヒットしますので、可能なら枠の大きな物が良いでしょう。

クーラーボックス
クーラーボックス

釣った魚をボート上でキープしたり、クルマで自宅に持ち帰る際に必要となります。エンジンボートにはイケスが付いていますが、手漕ぎボートの場合は装備されてないので、ボートに積んでおく必要があります。
また大物が掛かる率が高いので、出来るだけ大型のクーラーボックスをご用意ください。( もし、クーラーボックスがない場合は、ストリンガーなどで魚をキープする事になります。)

衣装ケース ボート上で魚をキープするだけなら、フタ付きの衣装ケースなどでも代用は可能です。ただし、中で魚が暴れますので、フタが外れないようなロック付きの物が必要です。
●Coleman
http://www.coleman.co.jp/

雪道・スリップ対策
タイヤチェーン 箱根は積雪する事はそう多くありませんが、 クルマの雪道・スリップ対策は必須です。スタッドレスタイヤでなくとも、念のためタイヤチェーン等をご用意ください。
また晴れた日でも路面が氷結する事があり、スリップ事故も起きやすいといえます。 ドライな路面でも、赤茶色や白く路面が光っている場合は氷結の可能性があります。安全運転でお越しくださるようにお願いいたします。
●オートバックス
http://www.autobacs.com/


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