|
最後のボウズ逃れ |
初めて芦ノ湖を訪れた方の中には、トラウトの習性がわからず、芳しくない釣果で帰られる方もいらっしゃいます。 もしもそんな危機に陥りそうになった場合の非常手段として、表層トローリングをご紹介いたします。
まず、ルアーは小指の爪くらいの極小スプーンを使用します(糸ヨレ対策にスナップスイベルを介してルアーをセットする事を忘れずに)。
1.まず、岸からかなり遠く離れたところまでボートを移動させます。
2.軽くルアーをキャストし、そのままラインを放出した状態でボートを進めます。50mほどボートを進めたら、ラインの放出を止めます。
3.次にリールのドラグをかなり緩めにした状態で、トローリングの要領でボートを進めます。スピードは歩く程度の速さを基準にします。
4.ヒットは竿先が重くなるか、グングンというアタリが伝わって来ます。
注意点として、竿は手に持っているか、魚がヒットした時に落ちないような場所にセットする事です。
このメソッドはかなりの率でトラウトがヒットしますし、意外な大物がかかる場合もあります。手漕ぎの方でも出来る方法なので、通常で釣れない場合はお試しください。
ただし、混雑した場所では、引いているラインが他のボートのプロペラに巻き込まれる危険が高いので、あくまで空いている場所で行ってください。(過去に多くの方が、プロペラに巻かれて竿とリールを水没させてしまっています)
|